サワラ釣り完全ガイド|ジギング・キャスティングで狙う7つのコツ

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「今だ!」と思ってキャストしたメタルジグが、水面でサワラに一瞬追われて終わり。何度ルアーを投げても、見切られてバイトに持ち込めない。こんな経験、ありませんか?サワラは回遊のタイミングさえ合えば入れ食いになる一方で、群れが目の前にいるのに食わせられない場面も多い魚です。特に5月は産卵を控えた大型が接岸するベストシーズン。東京湾や大阪湾、瀬戸内海では70cmを超える良型が続々と上がっています。ただ、同じポイントで同じように釣りをしていても、釣果に大きな差が出るのがサワラ釣りの面白さであり、難しさでもあります。

サワラ釣り完全ガイド|ジギング・キャスティングで狙う7つのコツ

コツ1: 5月のサワラは水温18〜20度のラインを狙え

サワラ 時期を考えるとき、カレンダーだけ見ていても釣れません。重要なのは水温です。実際に5月上旬、東京湾の走水沖で水温計を確認しながら釣行したときのこと。表層水温が17度台のエリアでは全くアタリがなかったのに、潮目を越えて19.5度の潮に入った途端、30分で5本連続ヒット。この経験から、サワラは水温18〜20度のレンジに集中していることが分かりました。

水温チェックは魚探がベストですが、持っていない場合は船長に聞くか、釣果情報サイトで「○○沖 水温」と検索するだけでも目安になります。また、潮目は必ずチェック。潮目の境界線付近は水温が急変するポイントで、ベイトフィッシュが溜まりやすく、それを追ってサワラも集まります。神戸沖や明石海峡では、潮目の表層から中層にかけてサワラの群れが固まっているケースが多く、ここを集中的に攻めるだけで釣果が3倍変わることも珍しくありません。

水温が21度を超えてくると、サワラは少し深い層に落ちる傾向があります。逆に16度以下だとまだ接岸が不十分。5月中旬から下旬にかけては、地で水温が安定してくるため、初心者でもチャンスが広がります。朝一番の水温チェックを習慣にすることで、サワラ釣りの精度は格段に上がります。

コツ2: ジギングタックルは6フィート台のハイピッチ専用ロッド

サワラ ジギングのタックル選びで、最初に失敗したのがロッドでした。青物用の長めのロッド(6.5フィート)を使っていたところ、ハイピッチでシャクり続けると腕が疲れて集中力が切れる。サワラはワンピッチジャークよりもハイピッチショートジャークに反応が良いため、6フィート前後の短めで張りのあるロッドが断然有利す。

具体的なタックル例を挙げます。ロッドはダイワのソルティガSJ 63B-3、もしくはシマノのオシアジガー クイックジャーク S603あたりが定番。ジグウェイト60〜100gに対応し、軽快にシャクれます。リールはシマノ4000番クラス、ダイワなら3500番。PE1.5号を200m巻けるキャパシティがあれば充分です。リーダーはフロロカーボン30〜40ポンドを1.5〜2mほど。サワラの歯は鋭いため、リーダーは太めが安心ですが、あまり太すぎるとルアーの動きが悪くなるので40ポンドを上限に考えています。

メタルジグは40〜80gがメイン。カラーはブルーピンク、グリーンゴールド、ゼブラグローが実績高め。形状はセンターバランスで、フォール時に水平姿勢を保つタイプが食わせやすいです。ジャッカルのビッグバッカージグやメジャークラフトのジグパラ、オーナーのガンガンジグなど、各メーカーから専用モデルが出ています。サワラは目が良いので、ジグのフックは必ず新品同様の状態を保つこと。錆びたフックやペンチ跡が残ったフックでは、明らかに食いが悪くなります。

コツ3: キャスティングタックルは10フィート前後のシーバスロッド流用もあり

サワラ 釣り方の中でも、キャスティングゲームは爽快感が別格です。ナブラ撃ちや鳥山狙いで表層をミノーやメタルジグで攻めるスタイルは、視覚的な興奮も味わえます。タックルはショアジギング用ロッド、または強めのシーバスロッドが使えます。ロッド長は9.6〜10.6フィート。あまり短いと飛距離が出ず、チャンスを逃します。

私が愛用しているのはヤマガブランクスのブルースナイパー100M。40gまでのルアーをフルキャストでき、それでいてティップが柔軟なのでサワラの突っ込みにも追従します。リールはシマノ4000番、PE1.2〜1.5号を巻いています。リーダーはフロロ25〜30ポンド。ジギングよりも細くして飛距離を稼ぐのがポイントです。

サワラ ルアーの選択はシンプル。メタルジグなら30〜40gのセンターバランス、後方重心タイプ。ジグミノーも効果的で、特にナブラが出ているときはシマノのコルトスナイパーやダイワのセットアッパーが威力を発揮します。ミノーは12〜14cmクラスで、シンキングかヘビーシンキングタイプ。表層を早巻きするだけで食ってくることも多く、テクニックは不要です。ただし、キャスト後すぐに巻き始めること。着水後にモタモタしていると、サワラが見切ってしまいます。

伊勢湾でのキャスティングゲームでは、朝マズメにナブラが頻発します。その際、周囲のアングラーがジグをキャストしている中、あえてジグミノーを投げたところ、私だけ連続ヒット。ジグに慣れたサワラには、異なるアクションのルアーが効くという好例でした。

コツ4: 朝夕マズメと潮が動く時間帯が絶対条件

サワラ釣りで最も重要なのは時合いです。いくら良いポイントでも、時間帯を外せばノーバイトが続きます。基本は朝マズメと夕マズメ。日の出前後1時間、日没前後1時間がゴールデンタイム。この時間帯にポイント入りしていないと、釣果は半減します。

さらに、潮の動きも重要。サワラは潮が動いているときに活性が上がります。東京湾の観音崎沖では、大潮の上げ3分から5分のタイミングで入れ食いになった経験があります。潮止まりの時間帯は、どんなにジグをシャクっても反応ロ。潮が動き始めた瞬間に、バイトラッシュが始まりました。潮見表は必ずチェックし、潮が動く時間帯に集中して釣りをすることが、サワラ 釣り方の基本中の基本です。

また、潮の速さも関係します。速すぎるとジグが流されて釣りにくく、遅すぎるとサワラの活性が下がる。秒速0.5〜1.5ノットくらいが理想。潮が速い場合はジグを重くして対応し、遅い場合は軽くして長くフォールさせると効果的です。大阪湾の泉南沖では、潮が緩い日に60gのジグをゆっくりフォールさせたところ、70cm超のサワラがヒット。潮に合わせてジグウエイトを調整することで、釣果が安定します。

コツ5: サワラ ポイントは潮通しの良い岬周辺と沖の根回り

サワラ ポイント選びで重要なのは、潮通しの良さとベイトフィッシュの有無。サワラはイワシやアジ、サバなどの小魚を追って回遊するため、ベイトが集まる場所が一級ポイントになります。具体的には、岬の先端周辺、沖の瀬や根の周辺、潮目が形成されやすいエリアです。

関東なら東京湾の観音崎沖、走水沖、剣崎沖。関西なら明石海峡神戸沖、淡路島周辺。中部なら伊勢湾の知多半島沖、伊良湖沖。いずれも潮がぶつかり合うエリアで、ベイトが溜まりやすい環境です。私が毎年通っているのは三重県の答志島周辺。ここは黒潮の影響を受けやすく、5月になると60〜80cmクラスのサワラが安定して釣れます。特に島の北側、潮が巻く場所では表層にナブラが出ることも多く、キャスティングゲームの絶好のフィールドです。

また、水深20〜40mのエリアが狙い目。深すぎると中層以深にサワラが落ちてしまい、ジギングでもキャスティングでも届きにくくなります。浅すぎるとサワラが警戒して近寄らない。適度な水深で潮が効いているポイントが、最も実績が高いです。初めてのフィールドでは、地元の釣具店や遊漁船の釣果情報を必ずチェック。SNSで「○○沖 サワラ」と検索するだけでも、リアルタイムの情報が手に入ります。

コツ6: ハイピッチショートジャークとロングフォールの使い分け

ジギングでサワラを狙うとき、アクションの基本はハイピッチショートジャークです。ロッドを小刻みに動かし、ジグを素早くね上げる。サワラはスピード感のあるルアーに反応が良いため、このアクションが最も効果的。ただし、ずっと同じアクションだと飽きられます。

そこで重要なのがロングフォール。ジグを底まで落とし、ゆっくりとフォールさせる時間を作ることで、サワラに「食わせの間」を与えます。実際、東京湾でハイピッチジャークを続けていたとき、全く反応がなかったのに、試しにフォール時間を5秒ほど長く取ったところ、フォール中にガツンとバイト。それ以降、10回シャクったら一度ロングフォール、というパターンで安定して釣れるようになりました。

キャスティングの場合は、早巻きが基本。リトリーブスピードは秒速1〜1.5mくらい。サワラは遅いルアーには見向きもしません。ただし、ナブラの真下にルアーを通すときは、あえて一瞬ストップを入れると効果的。ルアーがフォールした瞬間に食ってくることが多いです。ミノーの場合は、トゥイッチを入れながら早巻き。不規則な動きがサワラの捕食スイッチを入れます。

サワラ 釣り方のコツは、スピードと緩急。単調なアクションでは釣れないことを覚えておいてください。アクションを変えた直後にバイトが集中するのは、サワラ釣りあるあるです。

コツ7: バラシを防ぐフッキングとランディングの技術

サワラ釣り

サワラ釣り最大の課題、それがバラシです。アタリが多いのに取り込めない。この悔しさを味わった人は多いはず。サワラの口は非常に硬く、さらに歯が鋭いためラインブレイクも頻発します。せっかくヒットしても半分以上バラす、なんて日も珍しくありません。実際、先月の明石海峡での釣行では、10回のヒットで取り込めたのはわずか4本。あまりのバラシ率に心が折れそうになりました。

まずフッキング。サワラは走るスピードが速く、ルアーに追いついた瞬間にバイトします。このとき、焦って即アワセを入れるのは失敗のもと。ガツンとアタリがあっても、竿を立てるのは一呼吸待つ。サワラが完全にルアーをくわえ込むまで、1〜2秒のタメが必要です。その後、竿を大きく立てて強めにフッキング。サワラの硬い口にフックを貫通させるには、中途半端なアワセでは不十分です。

ドラグ設定も重要。締めすぎると走られたときにラインブレイク、緩すぎるとフックが貫通しません。目安はロッドを45度に曲げた状態で、ジワジワとラインが出る程度。3〜4kgのドラグ力が理想です。サワラは最初の走りが強烈。この一発目の突っ込みでドラグを出しながら耐え、走りが止まったら素早く巻いて距離を詰めます。

ランディング時の注意点。サワラは水面に上がってからもバタバタと暴れます。ここでテンションが緩むと、一瞬でバレます。網に入れる直前まで、ラインは常にピンと張った状態をキープ。タモ網は大きめの60cm以上を推奨。サワラは体長が長いため、小さい網だと体が折れ曲がって入らないことも。網の枠にフックが引っかかってバラす、という初歩的ミスも意外と多いです。

もう一つ、歯によるラインブレイク対策。サワラの歯は剃刀のように鋭く、ナイロンやPEラインは簡単に切られます。そのためリーダーは必須。フロロカーボンの40〜50lbを1.5m以上取ります。ワイヤーリーダーを使う人もいますが、食いが悪くなるという意見もあり賛否両論。個人的には、フロロの太めリーダーで十分だと感じています。ただし、リーダーは毎釣行後にチェック。少しでも傷があれば即交換。ケチって古いリーダーを使い続けた結果、60cmオーバーをラインブレイクで逃した経験は、今でも悔やまれます。

ファイト中、サワラが水面でジャンプすることがあります。このとき竿を立てたままだと、着水の衝撃でバレやすい。ジャンプしたら瞬時に竿を下げ、テンションを一瞬抜く「バウジャンプ」のテクニックが有効です。これだけでバラシ率は大きく下がります。

サワラ 釣り方を極めるために知っておきたい実践知識

潮の動きとサワラの活性の関係

サワラ釣りで釣果を左右するのが潮。潮が動かない時間帯は、どんなに良いポイントでも全く反応がありません。逆に潮が効き始めた瞬間、スイッチが入ったように食い始めることも。潮の読みができるかどうかで、釣果は大きく変わります。

最も釣れるのは、潮が動き始めてから1〜2時間の上げ3分から上げ7分、下げ3分から下げ7分。潮の流れが速すぎても遅すぎてもダメ。ほどよく効いている状態がベストです。潮止まりの前後30分は、ほとんどアタリがありません。この時間は休憩に充てるか、場所移動の時間にするのが賢明。実際、瀬戸内海での釣行では、潮止まり時に粘っても1時間ノーバイト。潮が動き始めた途端、15分で3本ヒットということがありました。

潮目も重要なポイント。濁った潮と透明な潮がぶつかる場所には、ベイトフィッシュが集まりやすく、それを追ってサワラも集まります。潮目の境目にルアーを通すと、高確率でヒット。ただし潮目は常に移動するため、こまめに位置を確認しながら流す必要があります。GPS魚探があれば、潮目の移動を追いやすいです。

サワラ専用タックルは本当に必要か?

結論から言うと、専用タックルでなくても釣れます。ただし、専用タックルを使うことで釣果は確実に上がります。理由は、サワラの引きに対応した設計になっているため。サワラは初速の突っ込みが強烈で、硬すぎるロッドだとバラシ増えます。逆に柔らかすぎると、フッキングが決まりません。

青物用のタックルで代用する場合、ロッドは6〜7フィートのミディアムアクション。硬さは専用タックルより少し柔らかめを選ぶと、サワラの口切れを防げます。リールは番手を落として、3000〜4000番台でも対応可能。ただしドラグ性能は重要。安物のリールだと、ドラグの滑りが悪く、突っ込まれたときにラインブレイクすることも。

シーバスタックルでも狙えないことはありませんが、3kg以上のサワラになると厳しい。ロッドパワーが不足してファイトが長引き、結果的にバラシが増えます。もし流用するなら、ML〜Mクラスのシーバスロッドに、PE1.5号以上を巻いたリールの組み合わせが最低ライン。あくまで「釣れないことはない」程度で、本格的に狙うなら専用タックルの導入を検討する価値はあります。

天候と時間帯が釣果に与える影響

サワラは曇りや雨の日のほうが釣れる、という話を聞いたことがあるかもしれません。これは半分正解。曇天時は水面の光量が抑えられ、サワラの警戒心が薄れるため、ルーへの反応が良くなります。特に朝まずめの曇り空は最高の条件。逆に快晴の日中は、水面が明るすぎてサワラが深場に落ちてしまうことも。ただし風が強すぎる日は、ルアー操作が難しく、釣りにならないことが多いです。

時間帯で最も釣れるのは、圧倒的に朝まずめ。日の出前後1時間が勝負時間です。この時間帯にナブラが発生しやすく、サワラの活性も最高潮。夕まずめも狙い目ですが、朝ほどの爆発力はありません。日中は活性が下がるものの、潮が良ければ十分釣れます。むしろ日中のほうが、じっくりとボトムを攻められるため、大型が狙いやすいという意見も。

水温も重要な要素。サワラが最も活発に動くのは18〜22度。これより低いと深場に落ち、高いと沖の深い場所へ移動します。5月は水温が上昇する時期のため、朝の水温と昼の水温で魚の居場所が変わることも。朝は岸寄りで釣れたのに、昼になったら沖でしか釣れない、ということはよくあります。釣行前に海水温をチェックしておくと、ポイント選びの精度が上がります。

釣ったサワラを美味しく持ち帰るため処理方法

サワラは鮮度が命。釣ってから数時間で味が落ち始めるため、船上での処理が重要です。まず釣り上げたら、すぐに神経締めを行います。目の後ろから脳天にナイフを刺し、一気に締める。その後、エラと内臓を取り除き、海水で血抜き。この処理をするかしないかで、持ち帰った後の刺身の味が全く変わります。

クーラーボックスには氷をたっぷり入れ、海水で満たした状態でサワラを入れます。氷だけだと魚体が凍傷を起こし、身が痛むことも。海氷にすることで、均一に冷やせます。大型のサワラは丸ごと入らないこともあるため、3枚におろしてから氷漬けにする方法もあります。ただし船上で3枚おろしは難易度が高いので、慣れていない人は無理せず、そのまま持ち帰るのが無難です。

帰宅後はすぐに冷蔵庫へ。サワラは当日か翌日には食べきるのがベスト。刺身、塩焼き、味噌漬け、どれも絶品です。特に春のサワラは脂が乗っており、炙りにすると脂が溶け出して最高の味わい。自分で釣ったサワラを食べる瞬間こそ、釣り人冥利に尽きる瞬間です。

5月のサワラは年間を通じて最も脂が乗り、サイズも期待できる時期。ジギングとキャスティング、両方のサワラ 釣り方を覚えておけば、状況に応じて使い分けができます。タックル選び、ポイント選定、アクション、そしてランディング。すべてが揃って初めて、安定した釣果につながります。次の休日、潮を確認して海に出てみてください。サワラの強烈な引きを、ぜひその手で体感してください。

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